放射線治療を希望される方へ

 

 よくある質問

Q. 治療には痛みや不快感を伴いますか?

A. 放射線治療を受けても、患部が熱くなったり痛くなったりすることはありません。不快感を覚えることもありません。ただし、照射部に口腔・咽頭や食道が含まれている場合は、治療の途中から粘膜炎による違和感を覚えることがあります。その他、全身の疲れ感を自覚する場合もありますが、日常生活に影響することはほとんどありません。

Q. 治療にかかる時間はどれくらいですか?

A. 放射線治療をする部位や照射の数などによって異なりますが、正味の照射時間は数分程度です。これに治療前の準備や位置合わせなどを含めても、治療室に入ってから退室するまでに要する時間は10~20分程度です。

Q. 被ばく量が気になるのですが・・・?

A. 放射線が照射される患部はもちろん治療線量が照射されますが、その他の周囲組織には被ばくが極力少なくなるように治療を実施しています。このためにあらかじめ治療計画用コンピュータで線量分布を計算するなど、治療計画には細心の注意を払っています。

Q. お風呂は入ってもいいですか?サウナや岩盤浴はどうですか?

A. お風呂は入ってもいいですが、長湯は避けてください。照射部についてはできればシャワーやお湯かけくらいにしたほうがいいでしょう。また照射部位の皮膚を石鹸でごしごし洗うのは止めてください。サウナや岩盤浴は止めておいた方がよいでしょう。

Q. 髪は抜けますか?

A. 照射部位に毛髪や体毛のあるところでは一時的に抜けることがありますが、2~3ケ月で徐々に元の状態に戻ります。永久的に脱毛することはありません。頭髪については、頭部が照射されない限り脱毛することはありません。

Q. シャンプーやリンス、白髪染め、パーマをしてもいいですか?

A. 頭部が照射されない限り特に問題ありません。頭部が照射される場合には、軽めの洗髪やリンスは大丈夫ですが、白髪染めやパーマは避けた方がいいでしょう。

Q. 治療中に旅行は行けますか?

A. 治療中の旅行は避けた方がいいでしょう。その他、催しごとなど人が大勢集まっているところへ長時間出向くことも避けた方がいいでしょう。放射線治療中は免疫力の低下がみられることがありますので、感染防止という意味での予防的処置と思ってください。

Q. 治療中にスポーツをしても大丈夫ですか?

A. 激しく身体を動かすようなスポーツは避けた方がいいでしょう。ゴルフなどそれほど身体に負担のかからないものであれば大丈夫です。その場合でも、翌日に疲れが残らない程度にとどめておいた方がいいでしょう。

Q. 治療中に髭そり、ムダ毛の処理をしてもいいですか?

A. 照射している部位については、髭そり、ムダ毛の処理はしないでください。

Q. 食べ物で気をつけることはありますか?

A. できるだけバランスのいい食事に心がけてください。胃腸に負担のかからない消化のいいものがいいでしょう。新鮮な野菜や果実を比較的多くとることをお勧めします。

Q. お酒は飲んでもいいですか?

A. 少々ならば飲んでも大丈夫ですが、深酒は避けましょう。また、喫煙は止めましよう。

Q. 印が薄くなったら書いていいですか。

A. 治療前に目印のマークをつけさせていただきます。これは治療部の位置合わせのときに用いる照準用の目印で大切な皮膚マークです。薄くなった場合は担当の放射線技師が上書きしたり書き直したりしますので、自分では書かないでください。

Q. 治療は途中で休んだら効果がなくなるのですか?

A. 休んでも効果がなくなることはありませんが、放射線治療は平日に続けて照射するように計画が立てられています。できれば予定通りに照射を続けることが望ましいです。休みが続いたりする場合は、その分を考慮して照射の線量を調整することがあります。もし、 体調不良や何かの都合で治療を休むときは、放射線治療センターまで連絡してください。

Q. ペースメーカーを入れていても治療できますか?

A. 原則的には治療はできます。ただし、胸部が照射される場合には、ペースメーカーが治療ビームに直接照射されないように工夫をする必要がありますので、事前に担当のスタッフに申し出てください。

Q. 効果はいつごろから出てくるのですか?

A. 対象となる病気の種類によって異なります。骨転移などでは多くの場合、治療途中から痛みが和らぎますし、腫瘍で腫れているところがあれば治療途中から縮小することもあります。その他、深部臓器の場合は、臓器ごとに評価の方法が異なりますので一概には言えません。血液検査で腫瘍マーカーの数値の変化で評価する場合もあります。